Sunflower
Yui Horie, Toshiaki Wada
真夏とひまわり 耳もと通り抜ける風の音
教えて聞かせて 走り出すの 君へと続く道を
見慣れたはずの今日ではなくなるの
いつもの坂道もいつの間にか 色を変えていく
閉じた項には 答え どこにもなくて
君は微笑んで 静かに魔法をかける
裸足の爪先 足跡たどり着いたあの場所
教えて連れ出して はじいた水面は青く揺れている
言いたいはずの言葉 もどかしくて
言えない事だけが 重なって胸をしめつける
古びた窓辺にもたれて 君の見てる
流れる時間を 止められたらいいのに
真夏とひまわり 朝焼けの並木道 遠くて
このまま連れて行って 長い影 色濃く君を 残してる
振り向いて 声をひそめて
秘密だよって笑って言った
はじめから気付いていたの
きっとこれは 魔法じゃなくて
真夏のひまわり ふれた指 セミの声響いて
そのまま聞かせて 君の目に映るこの空の色を
真夏とひまわり 耳もと 通り抜ける風の音
教えて聞かせて 走り出すの君へと続く道を
目覚めた昨日が明日に近づいてく
君と見た夏が 終わらなければいいのに