Phone
SILVA
鳴り続く向こう側のベルは
"サヨナラ"と口を滑らせる
戸惑いの果てに聞く声は
まぼろし...
傾いた受話器越しに 漂う刹那に
広がった 独り占めしたい
欲望の群れ達が
誰もまだつけてない 呼び名で
新しいカフェに あなたを誘いたい
鳴り響く胸の声は
たぱこの煙のように消えて
指にコード絡ませる 愛か痛い
眠れない夜空に咲く
星の点を辿る暇さえ
あなたのもとへ私を
ずっと急がせる
首に kiss
私だけの跡 刻んでみても
ドアを出た 背中の影
不安を落としてゆく
帰り道 冷たい風よ どうか
彼の肌からめくもりは消さないで
鳴り続く向こう側であなた
同じ月を見上げているの?
切なさの果てに聞く声は
まぼろし...
眠れない夜を越えて
もう一度会える時が来たら
あなたのもとへ私は
もっと駆けてゆく
ひとり こんな時間のことを
伝えてよ
この恋は もう まぼろし?
鳴り続く向こう側のベルは
"サヨナラ"と口を滑らせる
戸惑いの果てに間く声は
まぽろし...
眠れない夜空に咲く
星の点を辿る暇さえ
あなたのもとへ 私を
ずっと急がせる