愛し~明くる明け~
Yojiro Noda
誰かを愛せたあの時の
気持ちでいつもいれたら
誰かを傷つける言葉も
この世にはなかっただろうなあ
満ちていて 枯れていて 心はいつも誰かを
つきはなして また求めて いつも時のせいにして
傷つけてきた人の顔にだけモザイクを
かけて また心は愛を探す
愛されるそのためだけに優しさはあると
恥ずかしがることもなく それを人と呼んだ
愛しているという声が
泣いているように聞こえた
心がいつか嘘を つくのを
僕はどこかで知っていたの