だから書き留めていく
KZ, WELCOMEMAN, F1REWORKS
[Verse]
少しだけ 大人になった気がした
旅の話を君に聞かしたい
神様が住む海 身を浸した
夜光虫を照らしてた 月の光が
塩のせいで ごわついた髪
それをくくり 登れ 山の高み
飛ばされそうな風が吹き荒れる
真っ赤に燃える空へ 振り返る
この世の美しいものをたくさん見た
溢れる涙 俺は隠さずにいたい
滑空する鷹のよう 夏が過ぎさる
あの山と同じぐらい 君が好きさ
俺ら どこから来て どこにいくか
答えが見つかる時は物静か
だんだん少なくなる 残り時間
やけに暖かい秋雨 頬につたう
[Hook]
Rollin' Rollin' ただ流れていく
Slowly Slowly だから書き留めている
[Verse]
震災の跡地 手を合わした あの日
ひしゃげた鉄筋 校舎の窓に
剥き出しの基礎に 家族の間取り
思い出す たむけられた 花の香り
人の子の救い 流された母親がいた
静かに泣きながら 君の肩を抱いた
やませと呼ばれる東北の朝靄を見た
ラッパーのくせに言葉を またもなくした
命を投げ捨てる あなたのようにありたい
最後の留守電の声 かたときも離れない
俺らはたまたま運良く 生きながらえた
忘れそうになるが毎日「日々新た」
俺ら どこから来て どこにいくか
答えが見つかる時は物静か
だんだん少なくなる 残り時間
やけに暖かい秋雨 頬につたう
[Hook]
Rollin' Rollin' ただ流れていく
Slowly Slowly だから書き留めている