悲しみの向こう側
曇った窓の向こう側 今はきっと晴れてるけど
僕の心の中からは 消えやしない 笑顔
鮮やかな思い出はいつも あたたかくて
照れくさい言葉も 目を見て言えた
ただ会いたくて 声も出せずに
振り向いてみても 遠く届かない
過ぎ去ってく 夕日のように
二人歩く あの帰り道も
思ったより味気ないもんだね
この歌はきっと 空へ舞い上がる
あなたにも届くかな?
ほら まだここで色あせずに 信じてるんだ
悲しみの向こう側へ
雨上がりの街並みは 無邪気なほどきらめくけど
照らし出されたその先に こぼれ落ちた 涙
まだ誰も知らない約束 あたたかくて
間違いだとしても 捨てずにいるよ
カタチすらない 夢は消えない
叶わなくていい 願いもあるよって
繰り返し 言い聞かせて
ついた嘘も 塗りつぶせたから
心配などいらないと笑って
この声はきっと 夜空に舞い散る
あなたまで届くかな?
ねえ 今もまだそこにいると 信じてるんだ
悲しみの向こう側へ
あやふやな言葉達が
いまもまだ凍えている
曖昧なあなたの笑顔が
刻むこの時を焦がす
振り向いてみても 遠く届かない
過ぎ去ってく 足早に
二人歩く あの帰り道も
思ったより味気ないもんだね
この歌はきっと 空へ舞い上がる
あなたにも届くかな?
ほら まだここで色あせずに 信じてるんだ
悲しみの向こう側へ