恋人
Masaharu Fukuyama
黄昏に染まる街
そんな季節 切なくて
この頬に
ひとつこぼれ落ちた涙のあと
君が描いた夢の中で
僕は生きることが出来ず
恋人よ もうあの頃は
眩しい光の中
恋人よ もう抱きしめる
ことなど出来ないのに
なくしても まだ忘れられぬ
君のぬくもりが 消えなくて
さよならを言葉にせず
恋の終り迷わせた
やさしさの意味さえも
知らない僕がいた
あの日 君より傷つくのが
僕は怖かった とても
恋人よ もうあの頃は
眩しい光の中
恋人よ もう名も知らぬ
誰かを愛してるの
逢えないと わかっているから
君にとても 今逢いたくて
恋人よ もうあの頃は
眩しい光の中
恋人よ もう抱きしめる
ことなど出来ないのに
なくしても まだ忘れられぬ
君のぬくもりが 消えなくて