くそ暑い日の誓い
駄目だ駄目だこれは落ち込む
数日は立ち直れないやつが来る
大きな口を開けて待ってる
調子に乗ってた いつものパターンだ
なんて無情なシステム
雨にも負けず風にも負けず
でも些細な出来事で容易く挫ける
けどきみは言う
だからこそ誰かに必要とされる日が必ず来ると
いつも困らせてばっかだった 捨てられた猫も拾った
生きることが下手でたくさん迷惑をかけた
でもきみが笑うならそれだけでいい ぼくは強くなれる
折れ線グラフのように今日もメンタルはぐらぐらゆらゆら
乱気流に巻き込まれ藻屑と化した
そんな日はどうかそっとしておいて
おかしなひととして見守って
ふたりはどこか似てる気もする
でもそれを口にすると笑い飛ばされる
もちろんそうさ 正反対さ
けどその瞳の奥に燃えるものはなに
きみよどうか幸せになって それをぼくにも祝わせて
少し寂しいけどそれが唯一ぼくに出来るお返しだ
それ以外何も持ってない 特に強くもない
けどきみは言う
だからこそこの世の理不尽も全部解き明かす日も来る
いつも困らせてばっかだった 予報見ず傘を増やした
ほんとに生きることが下手で迷惑ばかりかけた
ふたりはどこか似ていた だからこそふたりはそれぞれの幸せを誓い
それぞれの道を歩み始めることを決めたんだ
くそ暑い日のかげろうの中
両手いっぱい持ちきれないくらい
たくさんの愛それを探す旅へ いってきます