わき役でいいから
Yumi Matsutoya
Remember me もうすぐ
通りをスコールがかけて来る時刻
あなたのオフィスからは
今ごろ虹と夕映えが見える
去年は気軽に電話をすれば
すぐ会いに行ける近さだったね
ハネをあげながら曲ったバスは
なつかしい街へ煙って消えるの
ときには 泣きじゃくって
カラリと去ってゆく雨になりたい
Remember me
ときには 思い出して
夢の中のわき役でいいから
私がもう少し大人だったら
あなたに出逢えはしなかったでしょ
やさしい誓いも つらい言葉も
運命の風が吹いていっただけ
そう ただそれだけ
Remember me もうすぐ
あなたはあの娘と結婚するけれど
ときには思い出して
夢の中のわき役でいいから