春を待って
Kenta
春を待った 震えながら
小さな部屋のはじっこの隅
机の上は散らかったまま
開いたままの白いノートに
破り損ねたページに気づく
ただ今日も今を急ぐ
終点まで駅のホーム
風のない道を歩く
花びら舞う蕾ふくらませ
春を待った 震えながら
太陽が沈んだあと夜の間
咲き乱れ舞って散って枯れた時も
ずっと変わらずそばにいたから
どんな時も悪くないと思えたんだよ
ただ今日も今を急ぐ
終点まで駅のホーム
風のない道を歩く
花びら舞う蕾ふくらませ
春が舞った夏になった
秋も冬も過ぎていった
春を待った 震えながら
太陽が沈んだあと夜の間
長く暗いトンネルの向こう側で
ずっと変わらず待っていたから
どんな時も悪くないと思えたんだよ
どんな時も悪くないと 春を待って
春ウララ
Hey!! Hey!!
何もかも捨てて
Hey!! Hey!! Hey!!
空っぽになって
Hey!! Hey!!
暖かくなって春を嫌って
それも一興で
雪解け
鳴り響く鐘の音
春一番
迷いを飛ばして
Hey!! Hey!!
わだかまりだって遥か彼方へ
春を待って
春になって