自由への卒業
Nobuteru Maeda, Michiya Haruhata
別れとは次の出逢いに繋がる
避けられない門出だと言い聞かせても
溢れる出る涙
出来るなら離れたくないのに何故
夢と言う名の方舟 漕ぎ出してゆく
何度目のさよなら
君と肩を並べて見上げた夜空
変わらずに 今も星達は
笑っているのにね
何かを求めるたび 失くしてく物
理不尽な輪廻の中で
繰り返す卒業
それぞれが積み重ねた毎日の
終わりの無い競争とその傷跡は
生きて来た印
摩天楼の谷間で羽ばたく鳥は
吹きすさぶ 風に叩かれて
それでも生きて行く
望むままにいつでも伸ばすこの手に
届かない物がある事
分かっていたけれど
沈みかけた泥舟 逃げ出す勇気
欲望の連鎖の渦から
自由への卒業