また朝が来る
山原―浩, 阿部祐也
見栄はって 嘘で固めた愚かさは
ただ空しいだけだろう
さり気なく 生きてゆけるほど
器用じゃない
また今日も誰かを
傷つけるのは たやすいけど
愛されるのは もどかしすぎる
遠ざかる程に強く感じている
近すぎて気付けない大きな優しさ
裏切りも嘘も越えていく絆を
抱きしめて 眠れば
明日もまた 朝が来る
胸張って誇れるものはいくつある?
まだ見つからないままに
振り返る 一人たたずんだ 街角で
また今日も何かを
忘れることは たやすいけれど
誰かが残したぬくもりだけが
飛び立てる勇気を与えてくれた
つまずきそうになる夜があっても
疲れ果て 眠れば
明日もまた 朝が来る
時が流れても君に届けたい
言葉にできない不器用なこの想い
遠ざかる程に感じる絆を
抱きしめて 眠れば
明日もまた 朝が来る
疲れ果て 眠れば
こんな俺にも 朝が来る