遊覧飛行
THREE1989
湿り気満たす肌 嵐が近づく
乱暴な風にそっと舌打ちした君
雷鳴 神社の階段 駆ける 息荒く
単調な破裂音に微笑む君
極彩色のドレスを着た君が言った
「夏よどこへ」
瞳に焼き付いた刹那は 今もずっと胸の奥で
響く Bounce bounce さすらい ゆらゆら
響く Bounce bounce さすらい ゆらゆら
(ゆらゆら ゆらゆら)
光で満たす肌 ためらいの唇
朝顔柄の浴衣 繋いだ指
極彩色のドレスを着た君が言った
「夏よどこへ」
瞳に焼き付いた刹那は 今年もそっとまた遠くで
響く Bounce bounce さすらい ゆらゆら
響く Bounce bounce さすらい ゆらゆら
(ゆらゆら ゆらゆら)
ゆら