花、ゆらり
季節が流れて行く中
今が消える前に
この日々がやがて
思い出になる前に 伝えたい
涙よ去れよ 溶ける雪のよう
流れ川へと 咲かせよ花を
昔からある公園のベンチで一人座り
当時を思い出し 空気吸い込み
目を閉じれば
今でも君たちが聞こえそうだ
学校抜け出してよく遊んだ
空き地も今ではビルが建った中
君たちとよく歩いた
道辿りながら 口ずさんでた
友達との思い出の歌を
よく歌ってたカラオケ屋は今
潰れちまった
寂しさの中
店前の階段たたずんでた
今じゃすっかり数も減った
意味もなくかかる
ダチからの電話って思いながら
無意識にかけた
電話の向こう側では...
ゆらりゆらりと 風にゆらりと
花びらのように 咲く友よ
涙よ去れよ 溶ける雪のよう
流れ川へと 咲かせよ花を
マジ笑っちまうよな
あんなにグレてた あいつが今じゃ
ネクタイしめて就職したとか
しかも今では二児のパパだそうだ
そういや よく語り明かした
丘の公園で流した涙
彼女と別れたり 親と喧嘩したり
壁にあたり 悔しくって
ガキみたいに泣いたりしてたお前が
大人になってから
子供が生まれて流したその涙は
今までの悲しみがあるから流せた
雪が溶けて花を咲かす水となる涙は
今じゃ your 笑い声だけが残る
昔の丘の上で
気付けば 時の流れどこへ
まるで 昔のあのベンチの上...
季節が流れて行く中
今が消える前に
この日々がやがて
思い出になる前に 伝えたい
涙よ去れよ 溶ける雪のよう
流れ川へと 咲かせよ花を
ゆらりゆらりと 風にゆらりと
花びらのように 咲く友よ
涙よ去れよ 溶ける雪のよう
流れ川へと 咲かせよ花を
ゆらりゆらりと 風にゆらりと
花びらのように 咲く友よ
涙よ去れよ 溶ける雪のよう
流れ川へと 咲かせよ花を