Warumono
II
黒がりの君はまだそこにいて
僕を見て少しだけ微笑んだ
水面に写るはケセラセラ己等
真っ向夜に不自然な僕に
打たれては只管吐き出すは己
惨めに踊れ
憎しみだとか
欲望だとか
ただ心を乱す願い
嘘を紡げよ
夜に目覚めよ
為れ目下の影法師
たち
叫べ愚かに
躱せ燐do錠
絶望が狭間に
失せろ貧邪魔
這って公平コヘイコ
返り子劣魂豪
絶世後エゴ重語
蹴系ノリヲ美
僕はただ君がただ欲しくって
全身が黒に侵されていく
たださたださたださ
本当に痛いんだよ
君が君が
笑わなくなって
でもさでもさでもさ
もう僕は黒いから
君のそばにはもう
いれないや
さようなら
さようなら
全部君の所為にして
僕は逃げたんだ
偽善を歌って禅を捨て
振り散る生よ
欺瞞の主体に敬をして
笑っていたんだ
飾らない君の喘鳴に
もう会えないままで