Eye
充 松岡
eye オレンジ色に染まる
歩きなれたこの道を
eye ただがむしゃらに一人
旅立つ事が全てと思った
あの日 あの丘の上に立ち
見降ろした
街並みがとても小さい世界に見えた
はじめて恋をして
はじめて傷ついて
探していた 遠くを見つめて
夢はいつも果てなく瞳にまぷしくて
伸ばした両手も届かない
あの頃の僕には 何も分らなくて
明日しか見えなくて
eye 時には信じる事さえできずに
顔も見れなかった
your eyes はじめて見せた涙
頬の痛みが今も残るよ
あなたに手をひかれ丘の上
見降ろした
街並みはとても広い世界に見えた
幼き僕を眠らせた広い背中
子守唄の意味を今知ったよ
あの日僕を見送る 寂げな笑顔が
今まぷたを閉じても
僕の頭を撫でる
細い腕にさよならも
言えなかったけれど
僕のこの二つの瞳の中
かけめぐる景色 忘れない
二度と帰らぬ日々は
優しさに包まれて
あふれる涙そのままに
迷えば立ち止まり
あなたを思い出して歩いて行ける
いつも果てなく瞳にまぶしくて
伸ばした両手を広げて
あの飛ぶ鳥の群れは
何処へ行き着くのか
少し見えた気がして...
eye wanna be your eyes
eye wanna be your eyes