天国のアクシデント
Hatano Hirofumi
それはラジオの合図だった
花が降り 空を飾る
森の深くにサイレンを聴く
子守唄のように
耳をそばだてて
聴きたい声を焦がれても
今日は予想もつかないニュースが
きみに訪れる
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ
天国のアクシデント
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ
天国のアクシデント
もう二度とこんな日は
くるはずはないだろう
人々が口々にいった
花を手向けるよ
未開封の知らせへと
胸が痛むのは
ぼくは今日も笑うから
免れた災いをきみが
数に入れてくれたらいいのに
ぼくにとっては初めての
叫んだほどの美しさ
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ
天国のアクシデント
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ
天国のアクシデント
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ
天国のアクシデント
黒く深く速いそいつは
ぶっとばすのさ
天国のアクシデント