Forget
僕の温もりが覚めてゆくのが
わかるかい
時計が針を刻むごとに
世界が一つ終わりを告げる
悲しいくらい忘れてく
あなたの顔も声も意味も
時に流れて
悲しみさえも忘れてく
とめどなく流れる一瞬の時の中で
君に会いたい
「何か」感じたくて
「何か」を伝えたくて
見知らぬ君の心の中に
「何か」を一つ刻みつけたい
悲しいくらい忘れてく
あなたの性も癖も笑みも
時にはぐれて
忘れることも忘れてく
とめどなく流れる一瞬の宇宙の中で
君に会いたい
「傀儡された」
僕は立ち尽くすしか術を知らず
「約束された」
時はなぜに君を奪い去って
この胸にあふれる
言葉にならぬ思い君に...
悲しいくらい忘れてく
あなたの顔も声も意味も
時に流れて
悲しみさえも忘れてく
とめどなく流れる一瞬の時の中で