Pain
katou kazuki
閉ざされた世界の果てで
彷徨い歩くあなたは誰?
曇りなきその瞳には
何を映し出すのだろうか
二度とは戻れない
足を踏み入れたら
求めてはいけない
いずれは消えゆく運命だから
もがいても抜け出せない
答えは何処にある?
どれだけ痛みを感じれば
この心は満たされるの?
失うものは何もないのに
傷つくことを怖れて
誰かの為に生きられたら
いつかは笑えるだろうか
記憶の中で叫び続ける
赦されることもなく
降り続く悲しみの雨
溢れ落ちてく涙のようで
滅びゆく生命の種は
どんな花咲かせるだろうか
上手く生きられない
偽ることでしか
望んではいけない
絶望を知っているのならば
あがいても逃げ出せない
それでも...生きてゆく
自問自答を繰り返して
辿り着いたその先には
受け入れられぬ真実ばかり
ただ目を背けられず
誰かの為に命懸けて
尽き果てることができたら
失いかけた大切なもの
取り戻せるはずだろう
どれだけ痛みを感じれば
この心は満たされるの?
失うものは何もないのに
傷つくことを怖れて
誰かの為に生きられたら
いつかは笑えるだろうか
記憶の中で叫び続ける
赦されると願って