花の狼 (Hananoookami)
Galileo Galilei「花の狼 」歌詞
[ヴァース1]
僕は鉄の爪との
こぎりみたいな牙を持ってる
頑丈な毛皮は
どんな生き物も傷つけられない
花を育て
種を食べる
犬は嫌いだ
ぼくに似ているから
[ヴァース2]
ぼくの住む岩場に
君が迷いこんできたあの日
しばらくの間
のぞいていたんだ
しまった気づかれた
こっちに駆け寄ってきた
唸ってみたのに
ぜんぜん怖がらなくて
[プリコーラス]
細くて白い手が
僕の首の後ろをかいた
雷にうたれたみたいに
君を好きになってしまったみたい
はじめての気持ちだったよ
その気になればすぐ
[コーラス]
世界の半分が僕のものになるはずさ
そうしたいほど特別な気持ちなんだ
世界のもう半分は君だけにあげよう
心臓が止まるほど喜んでくれるんだろう
[ヴァース3]
それから毎日君は
僕のところに遊びにきた
一緒に花を育てて秋に
秋になったら種を食べた
季節が三度まわる頃に
神様が僕に
放った矢が君を殺した
[プリコーラス]
細くて白い手がもう僕に触れてはくれない
大好きな君は土の下で眠る
神様を探し出して
頭から食べてやるぞ
ついにその気になってしまって
[コーラス]
世界のすべてが僕のものになったとしても
君だけがいない
どこを探してもいなくて
向日葵の種を岩場にたくさん蒔いたよ
土の下で会うときに
喜んでくれるように