シャットダウン・シティ
ツミキ
雨 醒めた目 枯れたヘアで さめざめ泣けば 穢れた手
果てまで影が芽生えた絵 はて あれ だれ だれ だれ
舐めかけ 飴 冷めた部屋で 褪せた音鳴れば 描け吐け
風 荒れた瀬 はてなで晴れまで待て なぜ なぜ なぜ
ぼくのこころのなかにあったかなしみのばくだんをそっと
だきしめてほしいのだずっとそれだけをねがっているのだ
ようやくてにした愛もきっといつのひかきえてしまうのだ
おもいだせなくなるそのひまでずっとうたっていたいのだ
曖昧な未来は視ないが しかしあしたに何か期待がしたい
可視化したひかり 間違いない たしかに愛はイマジナリ