Realism II
建志 降谷
核心に迫ろうとする時
すべては初めに理解するもの
前に見た夢や空想だとか
捨て去ることからそれは始まる
期待にはいなかった
現実確認してから受け止めるはず
すでに否定することはできずに
頭の中で脹らんでゆく
解りつつある問題の前隔たりが
壊れ近づいてくる
利点だけを見い出すだけの
ありふれた安易な発想
それならば今ここで試そう
道化をふるまう彼等のように
すでに遠ざけることはできずに
頭で脹らんでゆく
大人たちは同じことを
それなりには繰り返して
あとはそこで何かを見て
この世代に何を残す
核心に迫ろうとする時
すべては初めに理解するもの
前に見た夢や空想だとか
捨て去ることからそれは始まる
期待にはいなかった
現実確認してから受け止めるはず
すでに否定することはできずに
頭の中で脹らんでゆく