あげる
Atsushi
唇を動かさなくたって
伝えられる想いがあるんだね
君の瞳はおしゃべりだな
ぜんぶ教えてくれるよ
君の呼吸が聞こえるたび
私の世界はまた意味を持つ
やさしい顔して見て見ないふりの
静かな夜を待ってる
いろんな日々をきみと生きてる
やさしくないとこいくつも知ってる
でもそれでもそばにいてあげる
ねぇ わたしきみが好きだよ
この先何度でも
何度でも
幻滅してあげるね
口ほどにもない絶望に
わざとため息で気を引いたり
君の口はほんと不器用だな
ちゃんと解っているよ
ことばは不確かで
だからこそ愛しい
ぶつかり合うたび赦し合ってく
それを愛と云う
永い季節をきみと生きてく
やさしいとこもいくつも知ってる
だからずっとそばにいてあげる
ねぇ わたしきみが好きだよ
この先何度でも
何度でも
幻滅してあげるね
この先何度でも
何度でも
幻滅してあげるね