肌
Gen Hoshino
外へ 飛び出す時
日差しを浴びた君から
声が聞こえて
どんな 近づいても
一つにはなれないから
少しだけ せめて
触れ合うと 言葉より
君のことを知れる気がした
その胸に口づけを
手のひらを握った日々の
その肌を
お湯の 雨をかぶり
煙を昇らせながら 額を見せた
きつく 抱きしめても
二つしかなれないから
少しだけ 長く
触れ合うと 言葉より
君のことを知れる気がした
その胸に口づけを
手のひらを握った日々の
その肌を
触れ合うと 言葉より
君のことを知れる気がした
その胸に口づけを
手のひらを握った日々の
その肌を