Pain

敬之 槇原

とにかく車に乗って
ちょっとでも遠くへ行こう
こんな気持ちのままじゃ
きっとずっと眠れない
子供の気持ちを
もう全部 解りきれない
両親のさみしそうな声
今日は辛いから
留守電は切っておこう
高速も小さな路地も
この街の地図は覚えてるから
さぁ逃げ出そう だけど一体
どこへ逃げて行けばいいんだろう
今日ずっと抱えてたのが
僕だけにしか解らない痛みなら
誰も気付かない場所に捨てて
何もなかったように
今すぐ笑いたい

ずいぶん見ていなかった
夕焼けみたいな色をして
朝焼けが僕に言う
「ちょっとくらい眠らなきゃ」
もうすぐ車は 大きな橋を渡る
逃げ出した街へ戻るための
「虹の架け橋」皮肉みたいで笑えた
東京が朝もやの中で
なんだか寝ぼけているように見える
さあこの隙に忍び帰ろう
家出から迷い戻る子供のように
今日ずっと抱え続けた
僕だけにしか解らない痛みも
捨てずにこのまま持っていれば
もうすぐ昨日の
痛みに変わるだろうか
見慣れない自転車が
駅前に増えた 来る人
帰る人が持ち寄った夢を
この場所で支えられるうちは
僕の郵便番号は1から始まる
今日ずっと抱え続けた
泣きそうなときのあの胸の微熱が
僕の体温になって
いつかだれかのことを
暖める術になる
もうすぐ昨日の痛みになる

Curiosidades sobre la música Pain del 槇原敬之

¿Cuándo fue lanzada la canción “Pain” por 槇原敬之?
La canción Pain fue lanzada en 1996, en el álbum “UNDERWEAR”.
¿Quién compuso la canción “Pain” de 槇原敬之?
La canción “Pain” de 槇原敬之 fue compuesta por 敬之 槇原.

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