忽忘草
赤いくつすきだったきみ
今はすでに此処ではない
どこかへと
一人で歩いているでしょう
遠い空へと
やっときみが失くしてた
笑顔を取り戻せたのなら
罪というものに裁かれること
できるでしょうか
もう少し もう少し ときが経てば
またどこかで運命かわるのでしょう
今はまだ思い出を抱えながら
歩き続けます きみの為
燃えつきた太陽のように
そこにはもう苦しみさえ擁けずに
夢は小さな赤いくつと
共になくしました
そっときみが手を差し伸べ
わたしがそれを受けとめたら
「アイ」というものに
触れられること できましたやっと
すがりつく 過去たちを
捨てることで
わたしは今本当の解放を知る
やがて見たあのときを抱えながら
生まれかわります 明日の為
あと少し あと少し ときが経てば
きみに逢えるきっと
砂になろうとも
まっすぐに見つめてた その瞳を
忘れたりしません これからも