最後のTight Hug
抱きしめるしかなかった
何も思い浮かばない
出来ることなら 僕にもう一度だけ
チャンスが欲しい
このまま 手を掴んで
君を連れ去りたいよ
僕はどうして 繋いでたその手を離したのか
今さら思った Ah
飲みかけのカフェラテ
手に持って どれくらい経った?
だって君が結婚をするって聞いて
何を言えばいい?
何ヶ月ぶりだろう
どこかで会えない?なんて言うから
そう 気軽に懐かしい公園で
待ち合わせてしまった
さよならのその後も
忘れてたわけじゃない
話したいことがあったけど
突然すぎないか?
抱きしめるしかなかった
言葉では伝えられない
おめでとう 幸せになれって
思いを込めて…
戸惑ってる僕の顔を
見られたくなかったし
こんな風に抱きしめることなんかできないよ
最後のTight Hug Ah
木枯らしに吹かれて
心の奥も悴んだ
少し距離を置こうって言ったのは
僕の方だったのに…
何度か恋をしたけど
それ以上進まない
誰かと君を知らぬうちに
どこか比べてた
引き止めちゃいけないんだ
僕だってわかっているよ
君の未来を変えてしまうことは
できないってこと
“責任”とかじゃなくて
そんな勇気ないだけだろう
このままずっとこうしていたかったけど
微笑んで両手を離した
冷たくなったカフェラテ
もう飲みたくなかったけど
残したまま 捨てちゃうのは
なんでかな (今日だけは)
思い出がもったいない気がした
抱きしめるしかなかった
言葉では伝えられない
おめでとう 幸せになれって
思いを込めて…
戸惑ってる僕の顔を
見られたくなかったし
こんな風に抱きしめることなんかできないよ
最後のTight Hug Ah