月と砂漠と
ケミ シマタ
古いファイルの
ページに目をやりながら
紅茶に溶けた 君の囁き
約束の時間 また延ばし始めたのは
夏服お気に召さない 君だったのに
誰かが誰かを好きになる夜に
二人は 優しさ閉じ込めて
冷めたピザ見てた
誰かが見つめ合うcafeも
二人は 無意識に言葉 繋いだ
ただの友達 その意味の曖昧さに
「さみしいだけ?...」君の呟き
窓の向こうに広がる景色変わるのは
急な雨に打たれた 僕だったのに
誰かが誰かを夢に見る夜に
二人は 旅先捜せずにまだ
戯れてた
誰かが温めてる時を
二人は 早送りにして 微笑む
月と砂漠と
星のサンドイッチはいかが?
口のなかで 時が解けてくよ
窓の向こうに広がる景色変わるのは
急な雨に打たれた 僕だったのに
月と砂漠と
星のサンドイッチはいかが?
口のなかで 時が解けてくよ
窓の向こうに広がる景色変わるのは
急な雨に打たれた 僕だったのに