太陽に背いて
Chiaki Sato
輪郭はなく
やがて心臓だけになった
かりそめの恋 それでもいい
太陽に背いて
まるで夢みたいね
こうしてまた会えるなんて
瞳の奥が光って揺れてる
視線が出逢う
そのときに心臓が歌い出した
地下鉄の風に攫われる
太陽に背いて
何もいらないなんて
嘘ぶいてまだ夢を見てる
ひとつでいいから秘密を教えて
すれ違うたびに
何度でもあなたを好きになった
あたしの秘密も暴いてよ
太陽に背いて
視線が出逢う
そのときに心臓が叫び出した
地下鉄の風に攫われる
太陽に背いて
とりとめもなく
あの頃のあなたを思い出した
触れられぬほどに愛してる
太陽に背いて