匿名希望くん
匿名を希望に生きてしまえば
何を恐れる事があるでしょう
僕を名指しで 呼んでくれるか
全て抱きしめてくれよ 今夜
どれだけどれだけの人生を超えたか
灯るこの世界の机の下で
愛は与えないともらえないって
隠れながらも知ってた
そして君が気持ちが悪い僕の名前を
呼んでくれた
優しい夜はメロディが長い
詩的な事だって生まれていった
どれだけどれだけの人生を超えたか
人類最大の発明をもってしても
言葉や文字という怨めしい産物
それも愛に使えば
匿名も希望に変えていこうか
君がくれたんだ僕の居場所を
悩みはつきない
雨は降りやまない
先の事を 考えすぎてもさ
しょうがないけれどね
そう しょうがないけれどさあ
好きなんだ 好きだって気持ちが どんどんどんどん 肩を叩き胸を叩く以上に
僕の心のこの中に
入り込んでくる 入り込んでくるから
止めらんないこの夜は 一緒に遂げて生きたいです