ぽつり、愛
Sora Amamiya
あなたの声があなたの瞳が
私の心照らした
悲しみに暮れ涙流し
それでもまた歩ける
何度目かの春 朝日さす駅に
あなたを攫ってく ベルが鳴り響く
あなたの愛だと分かっているから
その背中は追えないけど
いつかの幸せそれだけ信じて
震える瞳を伏せるの
小さな部屋で独り愛をつぶやいた
受話器を通るあなたの声
急ぐように聞こえて
どこにいるの? 誰といるの?
こぼしかけてつぐんだ
あなたの心を疑うことなど
知らずにいたのに 知りたくなかったのに
私の元へと帰ってくるなら
いつまででも待ち続ける
あの日の幸せそれだけ胸に
溢れる涙を拭うの
小さな部屋で独り愛をつぶやいた
あなたの愛だと分かっているから
その背中は追えないけど
いつかの幸せそれだけ信じて
震える瞳を伏せるの
小さな部屋で独り愛をつぶやいた
愛をつぶやいた
愛をつぶやいた