運命
邦夫 多胡
あなたのその眼差し
真っ直ぐに見られなかった
作られた笑顔の中で
震えてる僕なんて知らない
哀しいほど自由な夜
あても無いまま彷徨ってた
ただ遠くへ行きたくて
ここから逃げたくて走ったんだ
巡る巡るこの時が起こした奇跡の下
僕達は運命られてる
僕の声が聞こえるの
あなたの胸の中に
この想いは届いているのかな
小さな夢のカケラ
一つずつ掴むたびに
どれだけの大切な物
気付かずに失ってきただろう
楽しそうな街の灯り
とても奇麗で哀しくて
君ならば出来るとか
強いから平気とか全然違うんだ
凍えそうなこの心
ほんの少しだけでいい
側に居て暖めてほしい
何処へ行けば見つかるの
無邪気にはしゃいでいた
あの部屋に帰りたいんだ
泣いていた笑ってた
何時も僕は僕を探していた
夜明け前の世界で
巡る巡るこの時が起こした奇跡の下
僕達は運命られてる
僕の声が聞こえるの
あなたの胸の中に
届くまで歌い続けるよ