Yのテンション
いいかけ すぐやめた
やさしいことば
氷をかむように
そのうちに 溶けてしまう
愛してると
いいわけも こなごなだよ
握りかえさない手には
あなたがいないから
No 信じるほどに 縛れはしない
あなたの瞳は no no no 冷たい
逢えば ためいきに
きりがないのに
決めたはずもなく
問いかけは しないままに
ふたりきりは
さむいだけ どうしてなの
ふれあう唇にさえ
硝子の音がする
No 抱きしめながら 何もみえない
からだまでが no no no 冷たい
冬枯れてる
まちかどに 出てゆくとき
扉の向こうで いつか
想い出 なくしても
No 信じるほどに 縛れはしない
あなたの瞳は no no no かなしい