How Far
佐藤佳幸
君と二人暮らすには
窮屈だった部屋
仕分けされた段ボールが
迷子のようにしゃがんでる
あぁ 君やこの街のせいではなく
身勝手な僕の生き方
なぜ君は手を振る
孤独さえひとりじめに
変わらないやさしさで
僕を見送る ふるさとのように
二度と戻らぬ ことを知りながら
君の愛に守られて
少し退屈だった夏
人気のないアーケードで
迷子のように爪を噛む
あぁ 確かなモノあるわけでもなく
理不尽な僕の生き様
なぜ君は手を振る
涙さえひとりじめに
変わらないやさしさで
僕を見送る ふるさとのように
二度と戻らぬ ことを知りながら
なぜ君は手を振る
孤独さえひとりじめに
変わらないやさしさで
僕を見送る ふるさとのように
二度と戻らぬ ことと知りながら