最後のI Love You
康 秋元
僕は窓の近くで
そして 君はソファーに坐り
今日まで暮した2人の部屋を
もう1度 見ている
君が最後に入れた
僕の好きな薄いコーヒー
黄昏の床に ふたつのカップが
並ぱない その距離
I LOVE YOU
抱きしめたら
君のことを 引き止めてしまう
I LOVE YOU
もう これ以上
僕のせいで ふしあわせにできない
君は泣いちゃいけない
だって 素敵なことじゃないか
彼に贈られたリングが きっと
これからの味方さ
それが後悔なのか
1人きりが淋しいだけか
愛はいつだって 信じる人を
傷つけるシーソー
I LOVE YOU
声に出せば
君のことを引き止めてしまう
I LOVE YOU
声に出さぬ
別れ際の愛はいつも
美しい
I LOVE YOU
声に出せば
君のことを 引き止めてしまう
I LOVE YOU
声に出さぬ
別れ際の愛はいつも
美しい
微笑を 微笑で
見送ろう