奇妙な日々
元春 佐野
誰もが愛を失い
街の風にさからえずに
いつもの夜が過ぎてゆく
「さよなら」を言いだしかねて
ムダな言葉が費やされて
いつもの夜が過ぎてゆく
悲しいけれど
僕にはわからない
今 きみの目の前で
何かが変わりはじめている
奇妙な時代 奇妙な日々
あの光の向こうにつきぬけたい
闇の向こうにつきぬけたい
この夜の向こうにつきぬけたい
誰もが夢を失い
冬の雨に打たれて
いつもの夜が過ぎてゆく
イタミを抱えてそのまま
この世の果てで寄りそう
いつもの夜は過ぎてゆく
悲しいけれど
僕にはわからない
今 きみの目の前で
何かが動きはじめている
奇妙な時代 奇妙な日々
あの光の向こうにつきぬけたい
闇の向こうにつきぬけたい
この夜の向こうにつきぬけたい
悲しいけれど
僕にはわからない
今 きみの目の前で
何かが動きはじめている
奇妙な時代 奇妙な日々
あの光の向こうにつきぬけたい
闇の向こうにつきぬけたい
この夜の向こうにつきぬけたい
この夜の向こうにつきぬけたい