Slowdance
繁 岸田
一度だけ抱いてほしいの
つまらんって言って捨ててみたら
息絶えた声でマイダーリン
素敵な夜になる
星のかけらを集めたら
恋のまじない 電気消して
恋のかけら そっと触れて
バス停まで手を振らないで
そのままではにかんで
□づけは明日の朝で
さあもっとつれないこと言って
夜になると終わるよ
朝になれば繰り返す
ビルの合間見上げた空でさえ
僕の邪魔をする
君のいない心はもう
どこの誰かもわからない
冷ましといた心はもう
干涸びても甘いままでいて
一の歌も二の歌も三の歌も
君のものだよ
さあもっとつれないこと言って
ステップ踏んで ゆっくりでいい
雪が溶けるほどの温度で
スロウダンス たった一度きりの