Amamoyo
satoumasashi
泣いたのは お互い夢での話で
太陽が溶けて
スクランブルエッグに
なっちゃった
低い雲は 雨を降らせる証で
夏の日を
イライライライラしないで
待ってんの
空っぽになるまで
バカになるまでバタフライ
空っぽになるまで 進むの
反対に夜は二歩下がる
がらんどうになるまで
瞳の中までエンプティー
がらんどうになるまで 行くの
絶対に花は実を結ぶ
五月雨 小糠雨
やまない 小夜時雨
村雨 怪雨
やまない春時雨
過ぎたのは 遠い季節の話で
鈍色の空は
落ちて今にも全部消えそうだ
雨上がり 雲は空を逃げてく
草の葉の雫
キラキラキラキラ落ちる
泣いたのは お互い昨日の話で
夏の日を
イライライライラしないで
待ってんの