月の向こう側
Kazuyoshi Saito
天国に行ったのさ 君と二人で
階段をどこまでも
昇り続けて白いドアを開けた
君は月の向こう側へ
行ってみようとはしゃいでいる
「確かめたいの」
遠ざかる涙の記憶
流れてく 消えていく
Good bye, good bye
夢を見た 君の夢 空を見上げる
あの日見た将来は
今も変わらず同じ色をしてる
僕は夢の向こう側へ
行ってみたいと願ってる
「叶うはずだ」
もう少しで届きそうだ
クレーターが近づいてる
青い海が見える
君と月の向こう側へ
白い光に包まれて 許されて