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尾崎裕哉

ため息ばかりついていたのは
僕が僕であるために
背負うことが多すぎた
受け入れることも 否定することも
全て僕が選ぶことだと知っているの
焦る必要ないんだってつぶやく唇が
時々滲んで見えてしまうけど
思い出すよ
幼過ぎたあの頃
僕は遠い背中を追っかけていた
諦めかけたときもある
でも走り続けた
生まれた意味を 探していたよ
誰を信じればいいのか分からなくて
自分だけが頼りだと思っていたし
すれ違がった人々を
思い出して傷ついて
ほら また僕は臆病になっちまうの
突然冷たい言葉が
突き刺さったとしても
生きる強さを忘れてしまわないで
ほら見えるよ
少し分かり始めた
僕は遠い背中を追っかけていた
僕は僕らしく生きる
一人じゃないから
生まれた意味を 信じているよ

忘れないで その心
すぐには分かってもらえなくても
忘れないで その気持ち
遠回りだと思っても
食いしばって あともう少しだけ
いつだって
自分を犠牲にしたくない
比べたって 探している答えは
見つからない
笑顔から始めよう
果てしない叫びの中
僕はいつの間に追い越していたけど
この道はまだ続くよ
走り続けるのさ
まだ見ぬ風景
まだ見ぬ夢を
探していくよ

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