自由の彼方
ねえ なぜ 鳥は逃げた?
締め忘れたあの窓から
ねえ なぜ 嫌われたの?
優しくしていたのに
僕たちは (肩寄せ合い)
生きて来た (この世界で)
すべてのものが
神の恵みって信じて来た
ありふれた愛じゃ
君は充たされはしないのか?
平凡な日々は退屈だと思ったか?
手が届く夢はいつも輝きを失う
まるで枝を離れたいつかの緑
ねえ 今 どこにいるの?
強がる翼を痛めて
ねえ 今 泣いてるなら
ここまで帰ればいい
しあわせは (遠くにある)
誰かから (吹き込まれて)
海の向こうへ
飛んでみたいって無理したんだ
ありふれた愛が
いつか真実だってわかる
変わらない景色 同じ人に囲まれて
ささやかな夢と今がお互いを守ってる
瞳閉じて待つんだ 来年の花
淡々と日々は過ぎて (やがて)
人は誰も老いてくんだ (命)
ここから見える小さな空も
素敵な人生と知る
ありふれた愛じゃ
君は満足できないのか?
平凡な日々は退屈かもしれないけど
ありふれた愛が
いつか真実だってわかる
変わらない景色 同じ人に囲まれて
ささやかな夢と今がお互いを守ってる
そんな言葉を投げかけても
空の鳥に (聴こえないね) きっと
自由の彼方