ハルノオト
目があったら先に手を振るのは
いつも君のほう
振り返ればいつも思い出すのは
ハルノオト
部活帰り一緒に帰ろう
話したいことがあるんだ
そう言ったのにどうして
自分の話ばっかりしているんだろう
あぁ今日もなにしてんだろ
焦れったいような
くすぐったいような
時間が心地いい
歩道橋から見下ろす街
あのね あのね 聞いて 聞いて
君のことがってぜんぶひとりごと
目があったら先に手を振るのは
いつも君のほう
手を振ったら先に背を向けるのも
いつも君だけど
君のたったひとことでその笑顔で
何倍だってがんばれるなんだって
おもわせぶりなハルノオト
たとえば君の未来に僕って存在するのかい?
進路だとか夢とか
君の描く先に僕っているのかな
あぁ 来年はなにしてんだろ
楽しみなような 少しさみしいような
心がいじらしい
伸ばした手 届くこの距離
あのさ あのさ 聞いてもいい?
僕のことをって今日も聞けなくて
どこにいても先に見つけるのは
いつも僕のほう
さよならのそのあと振り返るのも
いつも僕だけど
君のたったひとことでその笑顔で
何倍だってがんばれるなんだって
おもわせぶりなハルノオト
Ah
あいまいだっていいなんだって
おもわせぶりな君のまま
僕のそばにいてよずっと
思い出にはいつも君がいたんだ
僕だけに聴こえた音
忘れられないハルノオト